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2011年 03月 23日
Arrogance of goodness
僕は会社で毎日、

東北の向けへの支援物資の取り纏めをやっています。

とはいっても、東北コミュニティではなく、

東北の会社向けへですが。

取り纏めとは簡単な言葉ですが、

現地のニーズを聞いて、様々な所に調達を呼びかけ、

更には、「支援したい」という様々な所からの声に答え、

輸送の手配、受け取りの確認など、

様々な調整をしています。

まったく通常やっている業務ではありません。

更に、通常業務というか・・・僕のいる業界は、

今が「特需」が生まれる時なので、

準備やら体制の整備やら、

さまざまな事が入り交じって、

メールの件数が一日数百件。

電話も鳴りっ放しの日々です。

そんな中、支援物資が届いた会社から、

多数感謝の言葉をもらい、

自分でも「人助けをした」という充実感があり、

さらに、いつもは纏まりのない会社が!?(笑)

今は一丸となって動いているのを目の当たりにして、

それを取り纏めている自分に

とても満足していました・・・・・・。


でも、今日、なんかふと気づきました。

これって、完全に自分に酔ってるんじゃないかって。

「支援物資調達」という任務に没頭しすぎて、

意義を感じすぎて、

本来サポートする意味を忘れていたような気がします。

なんていうか、支援物資調達という大きな枝を見ているだけで、

幹を見るのを忘れていた感じです。

支援物資というのは大きな支援の中の一部にしか過ぎなかったのに、

大きな支援の枠で物事を見れずにいたような気がします。

そんな自分に少し憤りを感じ、情けなく思いました。


すみません、抽象的な書き方しかできないですが、

なんとなく、支援者っていうのは、

難しいなって思いました。

ま、僕だけかもしれませんが(笑)

by sogti | 2011-03-23 00:35 | Myself


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